インスタハッシュタグの選び方|伸びる数とコツ

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Instagramのハッシュタグ、何個つければ伸びるのか迷っていませんか。結論から言うと、個数そのものよりも投稿内容との関連性を優先することが最も重要です。この記事では、テンプレートやタグ例の紹介ではなく、自社アカウントに合ったハッシュタグを選ぶための考え方と具体的な手順を、中小企業・個人事業主の運用担当者向けに解説します。

この記事を3行で解説
  • 投稿内容との関連性が最優先であり、ハッシュタグの個数そのものが正解を左右するわけではありません
  • 主要な情報サイト10件中10件が、選び方のポイントとして「関連性」を最も重視しています
  • まずは自分のアカウントの直近5投稿につけたタグを見直すところから始めてみましょう
この記事を書いた人
純

/ マーケター

ウェブマーケティング、SNS マーケティング、実店舗マーケティング全般に精通しているマーケティングのプロフェッショナル。日本最大級の SNS マーケティングスクールの講師を務めるかたわら、自社では医療法人のマーケティングをはじめ多様な業種のマーケティングに携わっている。

目次

Instagramのハッシュタグとは?何のためにつけるのか

Instagramのハッシュタグ検索を確認するビジネスパーソン

ここでは、ハッシュタグそのものの役割を整理します。

ハッシュタグの3つの役割(分類・検索流入・アルゴリズム認識)

ハッシュタグの本来の役割は、投稿を分類すること、検索経由で新しいユーザーに見つけてもらうこと、そしてInstagramのアルゴリズムに投稿のジャンルを認識してもらうことの3つです。タグを付けることで、同じテーマに関心のあるユーザーの検索結果に表示されやすくなります。また、フォロワー以外のユーザーが発見タブなどからそのジャンルに興味を持って流入する入口にもなります。

ハッシュタグの重要度は下がっている?テキスト解析(SEO)重視への流れ

一方で、近年はハッシュタグそのものよりも投稿本文の内容が重視される傾向が強まっています。弊社の運用実感として、ハッシュタグの多用よりキャプション内の自然なキーワード配置を重視する傾向が強まっています。

結論:ハッシュタグは何個つけると伸びるのか

ハッシュタグの適正な個数を検討する経営者

まずは、多くの人が気になる個数の結論からお伝えします。

現在の目安は「3〜5個の厳選」が基本

現在の目安は3〜5個程度の厳選です。弊社では、投稿数が100万件以上の「大」タグ、10〜100万件程度の「中」タグ、1〜10万件程度の「小」タグを組み合わせることを推奨しています。大タグだけでは競合が多すぎて埋もれやすく、小タグだけでは検索される機会自体が少ないため、規模の異なるタグを組み合わせることで、露出の機会と見つけてもらいやすさのバランスを取る狙いがあります。近年のInstagram運用における実務的な目安として、この考え方は広く浸透しつつあります。

「10〜20個派」の主張と、その考え方が生まれた背景

一方で、「10〜20個つけたほうが伸びる」という主張も根強く存在します。この考え方は、Instagramが本格的な検索エンジン化する以前、とにかく多くのタグで露出機会を増やす戦略が有効だった時期の名残という側面があります。現在でも投稿数の少ないジャンルであれば一定の効果は見込めますが、無関係なタグまで数合わせで追加すると、後述するような逆効果につながるため注意が必要です。

フィード・リール・ストーリーズで個数の目安は変わるか

投稿形式によっても、タグの見られ方は多少異なります。

  • フィード投稿: 基本の3〜5個を目安にする
  • リール: タグより視聴完了率や保存数の影響が大きいため、無理に増やす必要はない
  • ストーリーズ: 主に既存フォロワー向けのため、タグの優先度はフィードより低い

いずれの形式でも、個数を増やすこと自体を目的にしないという考え方は共通しています。

伸びるハッシュタグの選び方【4ステップ】

ハッシュタグ選びの4ステップを実践するマーケティング担当者

伸びるハッシュタグを選ぶには、以下の4ステップで考えると迷いにくくなります。闇雲にタグを増やすのではなく、順を追って絞り込むことが遠回りに見えて実は近道です。

ステップ1|投稿内容との関連性を最優先にする

投稿内容との関連性を最優先にすることが、ハッシュタグ選びで最も重要なポイントです。どれだけ人気のタグでも、投稿内容と関係がなければ興味のないユーザーに表示されてすぐ離脱され、かえってアルゴリズムからの評価を下げかねません。まずは投稿のテーマや伝えたいメッセージを明確にし、そこから連想されるタグを洗い出すところから始めましょう。

ステップ2|ビッグ・ミドル・スモールキーワードを組み合わせる

関連性の高いタグが出そろったら、規模の異なるタグを組み合わせます。ChatGPTなどのAIツールにビッグ・ミドル・スモール別で候補を提案してもらう方法も実務的です。すべて自力で調べる必要はなく、投稿内容を伝えたうえで候補を出してもらい、そこから投稿の文脈に合うものを選び直すという使い方が現実的です。

ステップ3|同業・競合アカウントのハッシュタグを分析する

同じ業種やジャンルで実際にフォロワーを伸ばしているアカウントが、どのようなタグを使っているかを確認するのも有効です。複数の投稿を見比べ、共通して使われているタグや、逆に自社だけが使えていないタグがないかをチェックしてみましょう。同業種の投稿を最低でも5〜10件程度見比べると、共通する傾向がつかみやすくなります。ただし他社の投稿をそのまま模倣するのではなく、あくまで自社の投稿内容に合うかどうかで取捨選択することが大切です。

ステップ4|検索窓でタグの投稿数規模を確認する(規模の見極め方)

最後に、Instagramの検索窓に候補のタグを入力し、そのタグが付いた投稿数を確認します。投稿数が想定より多すぎたり少なすぎたりする場合は、別のタグに差し替えて調整しましょう。特に迷いやすいのは中間規模のタグで、投稿数が数万件〜数十万件程度に収まっているかを一つの基準にすると選びやすくなります。この確認作業を習慣化するだけで、タグの規模感のズレによる機会損失をかなり防げます。

【投稿形式別】ハッシュタグの付け方と相性

投稿形式ごとのハッシュタグの相性を比較する様子

ハッシュタグの選び方は投稿形式によっても変わるという視点を持つと、より精度高くタグを選べるようになります。同じテーマの投稿でも、形式によってタグの働き方が変わる点を押さえておくと、無駄なく運用できます。ここでは4つの投稿形式ごとの相性を整理します。

フィード投稿とハッシュタグの相性

フィード投稿は最もオーソドックスな形式で、ハッシュタグの機能を一通り使えます。特別な制約がないぶん、前章の4ステップに沿って基本どおりに選べば問題ありません。投稿形式に迷ったときは、まずフィード投稿で基本の型を身につけるところから始めるのがおすすめです。

カルーセル投稿とハッシュタグの相性

カルーセル投稿は保存率が高く滞在時間も長くなりやすいため、ハッシュタグ経由で流入した新規ユーザーがじっくり見て保存する導線に向いています。保存率が3%から10〜15%まで向上したケースも報告されています。カルーセルの具体的な作り方は、カルーセル投稿の作り方で詳しく解説しています。

リール投稿とハッシュタグの相性

リールは新規リーチの獲得が主目的の形式で、ハッシュタグそのものより視聴完了率やシェア・保存数のほうがアルゴリズム評価への影響が大きいとされています。いいね数よりも、最後まで見てもらえる投稿設計を意識するほうが優先度は高いといえます。運用のはじめ方はInstagramリール 中小企業の始め方で紹介しています。

ストーリーズとハッシュタグの相性

ストーリーズは既にフォローしている人の目に触れやすい仕組みのため、新規流入経路としてのハッシュタグの優先度は他の形式より低くなります。アンケートスタンプや質問スタンプなどを使い、双方向のやり取りを増やす使い方の方が向いています。詳しい活用法はInstagramストーリーズ活用法|中小企業向け実践ガイドにまとめています。

キャプションとハッシュタグ、どちらに書くべき?配置のコツ

キャプションとコメント欄の使い分けを検討する手元

投稿の本文(キャプション)とハッシュタグを、どちらに書くべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

キャプション内に入れる場合のメリット・デメリット

キャプション内にタグをまとめて入れると、投稿を開いた瞬間にすべての情報が一度に見えるのが利点です。一方で、タグの数が多いと本文が読みにくくなり、伝えたいメッセージが埋もれてしまう可能性があります。特にタグが5個を超えるあたりから、文章のリズムが崩れやすくなる点には注意が必要です。

コメント欄に分ける場合のメリット・デメリット

コメント欄にタグをまとめると、キャプションはすっきりと読みやすくなります。タグ数が多い場合はコメント欄に分けるのがおすすめです。ただし投稿直後にコメントを追加し忘れると検索経由の流入機会を逃すため、投稿と同時に入力する運用ルールを決めておきましょう。

逆効果になる|使ってはいけないハッシュタグの例

使ってはいけないハッシュタグの注意点をイメージした写真

投稿内容と合わないタグや、使い方を誤ったタグは、伸びを妨げるだけでなく規約違反のリスクにもつながります。代表的なNG例を確認しておきましょう。

投稿内容と無関係なビッグタグの乱用

フォロワー数を伸ばしたいあまり、投稿内容と関係のない人気タグを付けるケースが見られます。興味のないユーザーへの表示が増え、アルゴリズムからの評価が下がりやすくなります。10個以上のタグを乱用するとスパム判定のリスクもあるため注意が必要です。

規約に触れる語・一時的に制限されているタグ

特定のタグは、Instagramの利用規約で禁止されている行為として一般に知られている使われ方をしている場合、投稿自体の表示が制限されることがあります。よく使うタグでも、定期的に規約上問題がないか見直す習慣を持つと安心です。

毎回まったく同じタグセットを使い回す

同じタグセットの使い回しは避けるべきです。すべての投稿に同一のタグセットを繰り返し使い続けると、機械的な投稿とみなされる可能性があります。投稿ごとに内容に合わせてタグを見直す手間を惜しまないことが、長期的な運用では重要です。

ハッシュタグをつけても伸びないときの見直しポイント

インサイトを見ながら投稿を見直すマーケティング担当者

タグを選び直す(規模・関連性の再チェック)

まず疑うべきは規模と関連性のズレです。人気のあるビッグタグばかりを選んでいないか、逆に投稿数が少なすぎるタグに偏っていないかを、前章の4ステップに沿って見直してみましょう。以前は反応があったタグが急に伸びなくなった場合は、タグの規模感そのものが変化している可能性もあります。タグを選び直すだけで、表示される検索結果の層が変わることがあります。

投稿内容・アカウントの世界観との整合性を見直す

タグだけでなく投稿時間も見直しポイントです。弊社の分析では、投稿時間を最適化するだけでエンゲージメント率が10〜20%改善したケースも報告されています。どれだけ関連性の高いタグを選んでも、フォロワーがアクティブでない時間帯に投稿していては初速のエンゲージメントが伸びず、アルゴリズムからの評価も上がりにくくなります。タグの見直しと合わせて、投稿時間帯そのものも一度点検してみましょう。

インサイトで「タグからの流入」を確認する方法

最後に、インサイトで実際の流入状況を確認します。リーチ数や発見タブ経由の伸びを見ることで、タグ経由の流入が増えているかどうかを間接的に把握できます。伸びた投稿と伸びなかった投稿を並べて、テーマやタグ・投稿時間の共通点や相違点を記録しておくと、次回以降のタグ選びの判断材料になります。

中小企業・個人事業主がハッシュタグ戦略で押さえておきたいこと

SNS運用の相談をする中小企業経営者とマーケティング担当者

ここまでの手順を踏まえたうえで、最後に運用体制について触れておきます。

個人でやるか、プロに任せるかの判断軸

ハッシュタグの選定自体は、本記事の手順に沿えば個人でも十分対応できます。一方で、投稿内容の企画やアカウント全体の設計まで含めて改善したい場合は、現場で実際に運用しながら教育にも携わっている専門家に相談するという選択肢もあります。特に、投稿の企画立案から分析までを一貫して相談できる相手を探す場合は、運用実績のある専門家を選ぶと安心です。弊社は日本最大級のSNSマーケティングスクールの講師が、現役マーケターとして運用しながら支援している点が特長です。

ハッシュタグ選びは「主役」ではなく「補助」であるという前提

ハッシュタグはあくまで補助であり、投稿内容そのものが主役です。タグの選び方だけを工夫しても、投稿自体の企画や導線設計が弱ければ成果は限定的になります。アカウント全体の設計から見直したい場合は、中小企業がInstagram集客を始めるならもあわせてご覧ください。

まとめ

ここまで、Instagramのハッシュタグの選び方について解説しました。ハッシュタグ選びは、個数を追うより投稿内容との関連性を優先することが基本です。3〜5個を目安に規模の異なるタグを組み合わせ、伸びないと感じたら規模と関連性のズレ、そして投稿時間を見直してみてください。個数にとらわれず、投稿ごとに立ち止まって選び直す習慣こそが、長期的に伸びるアカウントをつくる近道です。小さな見直しの積み重ねが、半年後・1年後の運用効率を大きく左右します。自社だけでの運用に限界を感じている場合は、SNS運用代行を含めたご相談も承っています。まずは直近の投稿のタグを見直すところから、今日から始めてみましょう。

自社だけでの運用に限界を感じている場合は、タグ選定を含めた投稿設計から並走するSNS運用サポートもご検討ください。

よくある質問

ハッシュタグは何個つけるのが正解ですか?

個数に絶対的な正解はなく、3〜5個を目安に投稿内容との関連性を優先して選ぶのが基本です。詳しくは「結論:ハッシュタグは何個つけると伸びるのか」を参照してください。

ハッシュタグはキャプションとコメント欄、どちらに入れるべきですか?

どちらでも機能上の違いはありませんが、タグ数が多い場合はコメント欄に分けると本文が読みやすくなります。投稿と同時に入力し忘れないようにしましょう。

ハッシュタグをつけても投稿が伸びないのはなぜですか?

タグの規模や投稿内容との関連性がズレている可能性があります。あわせて投稿時間帯も見直しポイントの一つです。併せて、直近の投稿頻度が安定しているかも確認しておくと良いでしょう。詳しくは「ハッシュタグをつけても伸びないときの見直しポイント」を参照してください。

ストーリーズにもハッシュタグは必要ですか?

ストーリーズは既存フォロワー向けの接点強化が主目的のため、新規流入経路としてのハッシュタグの優先度はフィードやリールより低めです。

同じハッシュタグを毎回使い回してもいいですか?

おすすめしません。同一のタグセットを繰り返し使うと機械的な投稿とみなされる可能性があるため、投稿内容に合わせて都度見直しましょう。


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